「疑わしきは罰せず」は法廷のお話
確たる証拠が無く
罪を犯したことを立証できなければ
疑わしきは被告人の利益に
ということが刑事事件の原則ですが
私達のような零細企業は
疑われるような事をすると
命取りとなってしまいます
疑い≠信用?
となり関係が崩壊していく
5年、10年の月日を要し
やっと築き上げてきた関係
例えば、リフォーム業者からの紹介料
要するにキックバックですが
当社は一切受け取っていません。
RC造のアパート
外壁の塗り替え工事だと
階数にもよりますが
1000万を超すこともあります
いろんな業者が営業で来ます
紹介料を匂わすトークをしますが
逆にアンテナを張ってしまい
私の中でアラームが鳴ります
業者とずぶずぶの関係が
いつまでも続くわけがありません
いつしか、ほころびが出てきます
工事の手直し、工期遅れはないか
約束通り行われているかチェックし
入居日が決まっているのに
工事が間に合わない
そうなると、
入居者からも大家さんからも
工事業者が悪いのでなく
管理している私達の能力が疑われます
ずぶずぶの関係だと、大家さんの立場で
物言いが、しづらくなり
管理が甘く
工期の遅れや手直しばかりとなり
そのような話は人から人へと伝わっていき
あの不動産屋はいい加減で信用できないとなると
もうアウトです
信用を失うのに時間は要しません、一瞬です。
それから、
人は見かけによらないと言われますが
身だしなみを整えること
人は見た目が大事!
特に人と接する営業職
スーツに最近はノーネクタイが主流ですが
アイロンの効いたシャツ
折り目のついたズボン
磨かれた靴
清潔感はとても重要です
高級なスーツや靴は必要はありません
清潔感
表現や身のこなしもそうです
接待する側
お客さんを迎える立場としての身のこなし方
相手に対する思いやりでもあると思うのです
私達のおような会社に来てくれた喜びと感謝
業種は違えど経営者はみんなそうだと思います
独立したころの最初のお客さん
家賃も安く古いアパートの大家さんから
客付けの依頼を受けた時の嬉しさ
アパートを探しに飛び込みで入って来たお客さん
本当に、
「ありがとうございます」という思いと喜びが湧きました
迎えの三歩、見送りの七歩、上座、下座、
言われたから
仕方なくやるのでは
それは相手に伝わりません
見抜かれてしまします
心と行動・言動
何より責任が伴わないといけません
私の子供たちにもよく言ってます
目配り、気配り、
指示待ち人間になるなと
自分で仕事を作っていく
若いころ務めていた会社には
こんな自分を雇ってくれたことに感謝したものです
少しオーバーな言い方をすると
今や、そんな古い考えは
ご法度なのかもしれませんね。
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