申込、契約後の条件変更はトラブルの元です
少しまえの話ですが、
賃貸の申込を頂き大家さんの了承を得た後
契約を終えてから条件変えてくる方がいました
仲介する立場としては本当に止めて頂きたいことです
どのようなことなのかと言うと、
普通賃貸借で期間は2年の自動更新で借主を探すように依頼を受けましたが
内見後、申込書を記入し、保証会社の審査もクリアし大家さんへ報告に行くと
2年の定期借家で契約してくれとの話です
入居者を募集するにあたり諸条件を不動産業者が勝手に決めることはありません
最初で大家さんの要望や条件を聞いて入居者を募集するのですから
定期ということは2年後には出ていかなければいけなくなることもある訳です
お客さんは仕事や家庭のことをやりくりしながら時間を作って内見に来ます
そもそも、定期借家なら入居希望のリストにも入らなかったと怒り心頭です
いくら大家さんの話が変わってしまってと説明しても
不動産屋は人の足元を見て条件を変えているとしか言いません
それから、契約当日になって家賃を上げる大家さん
例えば、7万で募集し、物件を気にってもらい審査もパス
大家さんの承諾を得たにも関わらず、後日契約の日になって
5千円上げて7万5千円で契約してと・・・
契約は借主さんに先に署名してもらったあとに貸主の署名を貰います
値上げに応じないのなら署名はできないとの一点張り
もう10年以上この大家とはお付き合いはありませんし
今後も有り得ません
いずれも大家さん管理でしたので
事情を説明し、別の物件を紹介しましたが、
入居者は私達に対し、ものすごく不信感をもっておられました
顔が見えないからと、自分の欲だけを追求する大家とはお付き合いできません
入居者の車を見て、自分の観念で人を判断する
駐車スペース内に納まっているのに、
この車に乗る人はガラが悪そうだから契約しないとか
有り得ない理由をこじつけ主張してきます
これだけ多くのアパートが建ち、年々、経営環境は厳しくなってきます
アパート経営は慈善事業ではないことはよく理解しています
だからこそ、プロの経営者としての自覚をもって欲しいのです
貸してあげるんじゃなく、借りて頂ける
お持て成しの心
ほとんどの大家さんは後者のほうなんですけどね
長年、自分で管理し入居者の要望やクレームに対応せず
自分の考えだけを言ってくる大家
どこの不動産屋にも相手されなくなるでしょう
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