株式会社オキナ開発
2022年06月17日
不動産ダイアリー
奥へのほそ道
タイトルを見て
松尾芭蕉の記事と思われた方には
申し訳ありません
全く関係の無い不動産に関するお話です
この路地を進んで行くと
数件の家が建っています
しかし、この家は
建て替えることができません
今ある家は建てる事ができたのに、なぜ??
路地奥にある家は
築60年以上経っており
その後、
路地の両横側に家が建ち並び
通路を塞いでしまった為だと思われます
2項道路といって
この道路に指定されると
家を建てる時
道路の中心より2mセットバックしなければいけません
この通路は2項道路に指定されておらず
非道路となっているので家を建てる許可が下りないのです
家を建てる場合は、
4mの道路に2m以上接することが条件です
43条の但書道路という救済制度があり
接道義務を満たさなくても
建築審査会の許可が得られれば建てることができます
しかし、次の建替えまで許されたものでなく
再度、審査を受けることになりますので
無道路とも言いますが
接道していない土地の評価は
周辺に比べ
著しく下がる場合がほとんどです
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