不動産の売却はどのタイミングで・・・？

不動産を売りたいと考えている方にとって、一番の関心はいくらで売れるか

売る側の心理として、少しでも高く売りたいと思うのが人情というものです

しかし、不動産を売るタイミングを的確に言いきれる人はいません

コロナ前のインバウンドで賑わっていた状況と

２年前の３月

クルーズ船が港に係留され、防護服を身につけ人々が船に頻繁に出入りし

クラスターが発生したとか、マスクや人工呼吸器が足りないと大騒ぎしていたころ

誰がコロナのような感染症を予見できたでしょうか

東京オリンピックの開催さえ危ぶまれていました

沖縄に限って言えば、投資物件を除き、

実需である自分や家族が住むために個人が求める不動産の動きは

多少の停滞はあったものの

大きな落ち込みもなく取引されています

どちらかと言えば、

供給側である作り手が

新築物件の大幅な値引きや

新たなマンション着工や民間の大型工事延期のほうが

影響は受けたように見受けられます

土地取引や

中古住宅、中古マンションの動向は

影響無しと言っていいでしょう


投資物件である軍用地や賃料収入を目的とした収益物件の取引を除き

生活の拠点とする住まいを求める客層は増えているとの話しが業界ではされています

コロナ禍による将来への不安、資材高騰等による住宅の買い控えと

新たに住宅を求める層が増えてくるので、

その二つの層が積み重ねて、必然的に購入を検討する層は増えているとの見立てです

だからと言って、これからその層が三層、四層、と積み上がり、売り手市場になり

価格は上がっていくだろうから、あと２～３年後に売れば、

今の２倍の価格で売れる！　とは思わないでください

不安要素は常に存在しているかもしれません

新たなウィルスが出現する可能性もあるでしょうし、

新たなウクライナのような問題が、

お隣で発生する可能性も無いとは言い切れません

「新たなウィルスが発生するなら

４年前に購入した投資物件を

今すぐにでも売って換金し利益を確保しておきたい」

との相談を受けたとします

強いて言うならば、

せめて、あと１年待ったほうが

譲渡所得税が40％から20％の長期税率になるので

来年になって売った方がお得ですよ

くらいの事しか言えません

今売らないと損しますよ

などと

売却を急かす業者は詐欺ダメです

自分の儲けしか頭にない業者かもしれません

売るタイミングは

結局、自分自身で決断するしかありません

私達ができることは

不動産の動向、

金融機関の姿勢、金利状況や

新築なら、一般的な建築費などの情報をお伝えし

土地や中古物件の売却なら

近隣の相場や

取引事例などの判断材料を提供し

ご判断頂き

売却の際は

そのお手伝いをさせて頂く

お願いをするくらいです

ですので、

その際は、ぜひ、当社をよろしくお願い申し上げます。