ちょっとした工夫で資産価値上げる
敷地の北と南に道路が接している
二方道路といいますが
北側は幹線道路でコンビニや
飲食店等の生活必需品の店が多くあり
一方で、南側の道路は
公道ではあるものの
道幅は狭く2項道路となっており
建築の際はセットバックが必要です
その土地の売却の相談を受けました
その理由をお尋ねしたところ
相続税の支払に困っている事が原因でした
幹線道路に接しているぐらいですから
その土地の資産価値も高く
なかなか売物件が出る地域でもないので
「手放すにはもったいない」とうのが私の第一印象でした
相続税の納税額をお聞きすると
一時的に金融機関から借り入れする方法もある
高額な納税ではありますが、
その土地を全部売る必要はないこと
一度手放してしまうと再び手に入れるのは困難なこと
それほど資産価値の高い場所でもったいないので
土地を北側と南側で分筆し
南側の二項道路部分を売却する提案を行いました
北側と南側では坪単価もだいぶ違ってきます
売却する面積は納税額に加え分筆費用など諸費用を考慮し決めました
条件は北側に比べだいぶ劣ります
北側の土地からだと徒歩1分でスーパーやコンビニに行けます
しかし分筆した
南側の土地からだとスーパーまで
2項道路を西にう回し400mほど歩きますが
北側を通れば5~60mで行けます
そこで売却する南側の土地の
資産価値を上げるため
北側部分に南側を買った人の便宜のため
最小限の通路を設け
通行地役権を認めてもらい
売却する土地の利便性を良くすることにより
資産価値を高めることができ
最小限の資産を処分し納税額を確保することができました
本来ですと、相談があった時に
全部を売る方向に導けば
全体を売却したでしょうし
当社の利益はもっと大きかったのですが
常々、社員にも言っていることです
顧客の利益を考え
会社(自分)の損得でなく
良心に説いて何がベストなのか
当時、相談者は納税期限が迫り焦っていました
もし、相談者の焦りにつけ込み
そのまま全部を売ってしまっていたら
もっと適切なアドバイスがあったのではないかと
のちに、不動産屋に騙されたと
そのような話が
広まっていたかもしれません。
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