株式会社オキナ開発
2024年05月20日
不動産ダイアリー
確定測量とは
不動産売買では
売主は引渡までに買主に
土地の境界を明示すると約されている事が多いです
地積測量図から境界を復元できる場合もありますが
過去に測量していても復元できない場合もあり
そのような場合は確定測量を行う事が求められます。
売主は引渡までに買主に
土地の境界を明示すると約されている事が多いです
地積測量図から境界を復元できる場合もありますが
過去に測量していても復元できない場合もあり
そのような場合は確定測量を行う事が求められます。
確定測量とは
隣接する土地の境界を確定させるための測量で
隣地所有者立ち合いのもと境界を確認し署名押印する測量です
土地や中古住宅の売買の際
確定測量されていない場合は売主さんに実施をお願いしています
マンションや山林や田畑の売買では不要なケースもあります。
また、契約内容にもよりますが
後にトラブルになることもありますので
先祖代々引き継いできた土地で
親から土地の境界は石垣だと聞いていたので
間違いない!とは言わず
転ばぬ先の杖と
ポジティブに考えて安心して取引をしましょう
測量をしないと次のような事が考えられます
土地の面積を指定して取引を行い
後に、面積が少なかったことが判明した場合などは
代金の減額を求められる事もあります
例えば、平屋で50坪の建物を作る目的で
100坪の土地を購入したが
建築するにあたり測量をしたところ
90坪しかなく10坪足りなかった場合など
10坪分の代金を返してくれと言われたり
50坪の家を建てる目的で土地を買ったのに
その願いが叶わなく目的が達成できない場合などは
契約そのものが解除され代金を全額返すことになり
場合によっては損害賠償まで求められることもあります。
沖縄は戦争で公簿や公図等の台帳が焼失し
台地も艦砲射撃や空爆で破壊つくされた経緯があり
離島を除き資料や物証がほとんど残っていません
よって、国による地籍調査が行われ
私が住んでいる地域でも国土調査があり
隣地所有者と立ち合いしたことがあり
少なくとも住んでいる首里一帯は
国土調査は完了しているはずで
境界は確定している地域は多いです
何らかの理由で
境界標が紛失している場合でも復元は容易ですが
納得できないと
勝手に境界標を破壊したり抜いたりすると罰せられます
関連した記事を読む
- 2024/10/26
- 2024/10/25
- 2024/10/24
- 2024/10/03