相続の話は笑える時に
親が元気な時に死後の話をするのもどうかとも思うし、
なかなか話を切り出せずタイミングがね~
何だか
その時を待っているようで難しいのよ・・・
兄弟なかよく分けたいので財産分与はどう考えてるの~?
今日のタイトル
当社が加盟している
コンサル系の団体が
相続に関する川柳を募集し
その中で応募があったものです。
また、次のようなものもありました
「相続の話をするのはエベレスト」
世界最高峰のエベレストに登頂する困難さ
それに例え、
相続の話をするのは大変な事だと表しているのです
前にもブログで書きましたが
去年、私の母親と兄弟が集まり
親の介護や代々の仏壇のこと
また、相続が発生した時の
実家の取り扱いにつき
口頭で確認しあいました
基本的には相続人である
私達兄弟4人で決めることですが
母の想いを話してもらい
それは遺言という形で
私達の心の中に封印しています
公正証書で遺言をしたのと
私達の中では一緒です
万が一、長男である私が欲を出し
母の想いと違うことをしようとして
裁判になったとしても
裁判所の判断は
母の想いにそった判決を下すでしょう
タイトルの通り、
笑い話を交えた事前会議でしたが
仕事柄、たくさんの事例に接しております
相続になって初めて知った兄弟の存在や
日本語が喋れない甥や姪も加わり
遺産分割を行ったこと
また、外国に住んでいた娘が亡くなった後に
日本に住んでいた親が亡くなり
相続が発生し娘の子
つまり、甥と姪が代襲したが
甥姪が未成年なので親権者である
離婚した元夫の同意が必要となりますが
文化、風習、法律の違う外国人に
遺産の配分に納得してもらえなく
時間と費用がかかった等々、
いろいろなケースがあります
外国に住んでいても
日本で相続が発生すれば
日本の法律が適用され
現地の公証人や大使館も関わってきます
日本の登記所や銀行等が
法的要件を満たしていないと
遺産分割を受付てくれません
私達の場合は
そんなに難しことでなく
相続時の不動産の評価のしかたを説明し
大よその不動産の評価額も算出し
母の想いを話してもらいました
それから権利や義務
ここのところは丁寧に
相続する権利もあるが、
放棄する権利もあることを説明し
他の3人に放棄する意思があるか確認したところ
放棄するつもりは一切ない
との確たる強い意思が表示されたので
私達は母の想いを引き継ぐこととしました(笑
相続の話なんて
まだ早い
そんなに財産はない (少ないから揉める)
自分は大丈夫
実家の土地建物しかなく分けられない・・・
財産の多い少ないに関係なく
いざ相続が発生した時
一番困るのは誰でしょうか
相続人となる 子 です
まだ早い、自分は大丈夫なんて言ってられません
縁起が悪いとか
死ぬのを待っているのか
そういう事ではなく
冷静に、時には笑いを交えながら
このようなご時世だからこそ
親が元気なうちに
相続について家族会議を行ってみてはいかがでしょうか。
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