人生も住まいも100年時代!
いたるところで目に付く標語
それにともない建物の寿命も100年と進化してきています
娘の高校時代の同級生の父親が設計士をしており
娘同士が同じ部活であったこともあり
また、建築設計と不動産という住まいに関する仕事に携わる事からも
娘達の卒業後も時々やりとりを行っており
その設計士が目指し取り組んでいるのが
100年以上耐用できるコンクリート住宅
大学の研究機関と共同で実用実験等も行っています
今日のお話はコンクリート住宅でなく
ここ数年、沖縄でも多く新築されている木造住宅のお話です
台風銀座と言われる地理的要因から
木造住宅に対するイメージとして
台風とシロアリ及び湿気に弱いという印象です
今朝の報道によると
その木造住宅で
建物価値を将来に渡り保証する制度があるようです
その基礎となるものは
①建物の基本構造部分の断熱・劣化・維持管理性能
②設計図通り確実に施工したことを第三者が検査する
③長期修繕計画に基づく定期点検や基本性能の確認
④新築時のデータ点検や修繕履歴の保存
これらの要件を遵守し認定団体が建物価値を評価することにより
将来、建物を売却した際に売却額と認定団体の評価に差額が生じた場合
最大500万まで損失を補填してくれる制度のようです
これは素晴らしい制度ですが、机上の空論とならないよう努めて欲しいと思います
というのも、コンクリート造・木造に関わらず、②が遵守されず、後に問題となり
トラブルとなることがあります
建築に詳しい方が準耐火構造の新築木造住宅を購入し引渡を受けたのですが
入居後、調べてみると不燃材が使用されていないことが判明し問題となりました
それを補修するには内装と外壁を外す必要があります
今朝もテレビで見ましたが、大手飲料メーカーが果汁100%として販売していた
飲み物がその果物は2%しか含まれておらず、消費者庁から指導を受けたとの報道です
オリンピックに関わる贈収賄事件は雲の上のような企業ばかりです
これらは、何れも悪意をもった確信犯ですね
ちょっとした間違いではありません
このような問題は、一般の人が見抜けるようなものではありません
人を騙して金銭を詐取する犯罪と同じです
悪い事をしているという感覚が無いのでしょう
「大手のほうが悪い事ばかりしてる」と思った朝です
何を言いたいのか分からなくなってきたので纏めます
木造住宅の「建物価値を将来まで保証」する画期的な制度
定期的に行わなければいけない修繕やそれに要するメンテナンス費用の詳細と
施工業者以外がメンテに関われるのか等、もう少し勉強してみたいと思います。
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