地盤調査とは
地盤調査とは、
建物を建てる前に
その土地が建物の重さに耐えられるか調査する事です
軟弱地盤で地盤改良工事等が必要か知らべ
結果によっては建物の用途や構造の変更が必要な場合があります。
地盤沈下しないか不安
土地を売る際
売主が事前に地盤調査を行うことはありません
中古住宅の場合3~4年前から
安心して中古住宅の取引が行えるよう
建物状況調査といって
専門の研修を受けた建築士等が
建物の調査を目視、触診、打診などで行い
基準をクリアすれば
かし保険に加入し、
損害が生じると保険でカバーしてくれる制度があります
土地を売る際
予め売主がボーリング調査を行い
検討客に
購入前に地質に関するデータが分かれば
建物の構造や予算なども把握しやすく
予算オーバーで
希望通りの建物が建てられないという事が避けられます
また、考えられない事ですが、
以前、地盤が沈下し居住不能となったお宅もありました
なぜ、このような事を書くかと言うと
先日、地盤調査会社の二代目社長と話す機会があり
売主にボーリング調査をしてもらい検討客にデータを開示する
立場上、頭っから否定するのではなく
二代目が考えて決めた事です
そのような取り組みを行うべく行動している姿を見て
新しい発想で応援したくなるほどの意気込みを感じました
試行錯誤の繰り返しかもしれませんが
それが経営者の務め
誰も、それが正しい道か分かりません
やってみないと
地質調査会社は、建築士や建築会社からの依頼が多いと思うのですが
新たな顧客層を開拓すべく努力しているのを見ると
頼もしく、先代の社長も大いに期待していることでしょう
しかし、売主がボーリング調査費用を負担するのかとなると
すんなりデータを開示する事には壁があるように思います
重説には、軟弱地盤である可能性、地盤改良、杭工事が必要な場合など
仲介業者は想定される事を記していますが
調査をするという事は
潜在していた地質の状況が顕在化し見える化される訳ですから
調査の結果
軟弱地盤だと判明したら
価格の調整等が入る可能性が大です
場合によっては売れないということも有り得えます
という事は、
立場が変われば
買わなければ良かったと後悔する・・・
いずれにしても
それぞれの立場で問題となり
予算でその場所を選んだのなら
更なる地盤改良などの費用負担は重いですし
立地が理想の地だから選んだのなら
少々の追加費用は問題無いとなるでしょう
理想は、契約前にデータの開示ですが・・・
皆様は、いかようにお考えでしょうか!?
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