吾輩は猫である。

 　　　数年前、保護した

　　　右手に手負いのある猫

          　吾輩というタイトルですが

　　　これでも女の子なんです

　　　２階の窓から外を眺めるのが好きで

　　　５ｍほど先にある電線で休む鳩に

　　　ネコ科が獲物を襲う体制をとり

　　　小さな唸り声をあげながら

　　　タイミングを計るかのように

　　　尻尾を小刻みに、

　　　リズムよく振りますが

　　　さすがにこの距離は厳しいらしく断念

　　　すると、

　　　野生の本能の矛先が

　　　な、なんと、突如、私の手に向かい

　　　かぶりと・・・

　　　さすがに、おもいっきりでなく

　　　甘噛みのつもりなのでしょうが

　　　十分に痛みは伝わってきます

　　　そうこうしてじゃれてる間に

　　　闘争本能に火が付き

　　　猫パンチを繰り返し

　　　鋭い爪をむき出し攻撃してきます

　　　猫は気まぐれと言いますが

　　　朝夕の食事の時だけは

　　　喉をゴロゴロ鳴らし

　　　甘えた声を出しながら

　　　私にスリスリしてきます

　　　名前を呼ぶと

　　　ミャーと反応することもありまずが

　　　その姿は

　　　「吾輩は猫である」と

　　　我れ道を行く、

　　　そのように

　　　誇示しているようにも見えます

　　　相対し

　　　先住犬は、

　　　私が家に帰ってくると

　　　尻尾を振りながら

　　　部屋中を走り回ったり

　　　私が動くたびに後をついてきて

　　　トイレに入っても

　　　出てくるまで

　　　ドアの前で従順に待っています

　　　時に腹を見せ

　　　服従のポーズをとります

　　　かわいいやっちゃ！

　　　日に一度は起こる

　　　いんとぅ、まやーの戦い

　　　犬と猫のケンカというより

　　　じゃれあいに近いのでしょうね

　　　私の家族です。。