人を思いやる高校生の行いに感動する

世知辛い世の中などと言われている昨今

高齢者を狙った詐欺や強盗が多発しています

本来は守られるべき人達ですが、

昨日、高校生の素晴らしい行動を目撃しました

守られるべき人が

勇気ある1人の高校生によって事故に遭うことなく守られました。

首里駅近くの交通量の多い十字路の交差点

そこへ、右手に杖を持ち

左手と肩にそれぞれ荷物を持ちながら

横断歩道をゆっくり、ゆっくりと歩く80前後のおばーさん

渡り切れるかなーと思っていると横断歩道の半分くらいで信号が点滅

渡りきるまで４～５ｍ残っている所で

車道の信号が青に変わりました

そのおばーさんの横を車が通過していきます

何台かは一瞬止まろうか

躊躇しながらも走り去っていきました

もう少しで渡り終えようとした時

おばーさんが突然

左に90度向きを変えて車道側へと歩き始めました

要するに、渡り始めた場所からすると

はす向かいに行きたかったようなのです

そうするには、２回横断歩道を渡らなければいけません

そうすると遠回りなるので、

恐らくショートカットして歩く距離を短くしたかったのでしょう

近くのスーパーでたくさんの買い物をして

足が悪い上、荷物を２つも持っています

さすがにこれ以上、交通量の多い交差点中央付近に向かうのは危険です

その様子を反対側から見ていた高校生が

走る車に手で止まってくれるよう合図を送りながら

交差点を横断し

おばーさんの下へ駆けつけました

すぐにおばーさんの手を取り歩道側へ優しく誘導しながら

膝を曲げ目線を合わせるように語りかけている様子です

この様子を私含め

たくさんの大人が目撃しています

恥ずかしがったり、躊躇することなく行動した高校生の行いに感動です

何となく、この素晴らしい男子高校生の家庭内の様子が目に浮かんできますね

ご両親や校長先生に報告したいくらいです。

グレーのズボンだったので

恐らく、石嶺町にある高校だと思うのですが・・・。