ブロック半分の半分の攻防(越境編)
今日の記事は
過去に相談のあった越境に関するトラブルです
隣接し合う不動産の所有者同志が相互に
その利用を調整しあうことを相隣関係といいます
どういった問題が考えられるか事例より紹介します
相隣関係で多いのは
境界、樹木、通行、流水、騒音、異臭
私達が過去に体験した問題です
管理しているアパートの入居者からのクレーム
仲介した売買物件の所有者からの相談
また、取引は無いものの
当社周辺にお住いの方からの相談です
管理物件に住んでいる方からは
今すぐに解決して欲しいとの要望が多く
仲介物件や一般の相談は
ことを荒立てるのでなく
どのように解決していくべきか
その為の情報収集が多いように感じます
今回の事例は
50年以上、お隣さんとしてお付き合いしていましたが
隣りの土地の所有者が売買により変わり
測量をしたところ
境界の一部
ブロック塀の半分の半分程度
ブロックの厚さは15センチなので
半分の半分とは約4センチほどですが
隣地に越境していることが分かりました
ある日、隣地の売買を仲介した不動産業者が訪ねてきて
ブロック塀の所有者に対し
越境している部分を買取るか
ブロック塀を撤去するよう言われ
当社に相談にこられた経緯です
相談に来られた年配の女性は
困り果てた様子で
なにか悪い事でもしたかのように
意気消沈されておりました
この話を聞いた時
ずいぶんと乱暴な事を言う業者だなと思いました
このような相隣関係に関する事は
お隣同士なので
対応を間違うと一生の問題となり
小さな事が互いに疑心暗鬼となり
さらに問題を発生させる事になりかねません
恐らく、買取を持ち掛けた業者は
年配である女性を軽く見ていた可能性があります
相談にこられた女性には遠方に住んでいるお子さんがおり
そのお子さんに解決方法をお伝えし母の代理として
業者へ妥協案を話してもらい解決したことがありました
相手の弱みに付け込んでいき
依頼人への貢献度をアピールする魂胆を持った業者もいます
その依頼人が普通の人であれば
その業者は信頼を失っていたはずです
相隣関係はデリケートな問題でもあります
このような問題が起こった時は
不動産業者に相談するか
場合によっては弁護士に依頼することをお勧めします。
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