歴史と景観で情緒ある街並みに
首里城再建に向け
周辺も慌ただしくなってきました
現場事務所、作業員の駐車場など
昨年末辺りから問い合わせが増えてきています
また、低層ではありますが、
大規模マンション建設工事も始まっており
超大物が2部屋購入したとの話も聞こえてきております
また、
そのマンションから徒歩3分の場所には小規模マンション建設も予定されており
首里城周辺は公共民間とも建設ラッシュとなりつつあります
時期が重なっていることと、何れも工事現場へのアクセス
とりわけ、大型車両の進入及び作業員の車両の乗り入れが制限される
というところまで共通性があります
大規模マンションは県民所得で購入できる価格帯ではないので
首都圏向けに販売されると思いますが、大通りまでのアクセスが悪く
朝夕のラッシュ時は
周辺に住んでいる住民含めストレスが溜まる事が予想されます
ダム通りは相当な交通量になるはずで、本線に合流するのも一苦労かもしれません
首都圏向け販売するという事は現役世代でなく、引退した富裕層向けだと
仕事はしないはずなので、朝夕のラッシュは関係ないのかもしれません
特に雨の日の上り車線への進入はタイミングが合えばいいのですが
下り車線も交通量が多いのが気になります
信号が設置されると良いのですが・・・。
金城町の石畳周辺の家は車両の乗り入れができない所も多く、
そのため市道への路上駐車は黙認されてきましたが、段階的に駐車禁止となり
警察の取り締まりも強化され金城町西線は今月より駐車禁止となっています
東線もその予定で、大規模マンションは東線を通りダム通りに合流します
地域が活性化することは喜ばしことですが、
地面をコンクリートで覆ったり、大規模な造成工事により
地下水の水脈の流れが変化し
歴史ある地域のフィージャーやカー(井戸)の水量が減ったり
あるいは干上がってしまったりしている箇所もあります
私の子や孫達はカニやエビなどを取って遊んでいますが
いつまでも枯れることなく
このような光景が見られる事を望みます。
但し、不都合なことばかりでなく、マンションが完成した暁には
首里城とマッチした赤瓦が美しく見えることでしょう
この地域は那覇市より首里金城町地区都市景観形成地区に指定され
屋根勾配、赤瓦、高さ制限、開口部(車庫等)等の制限があり
特に繁多川方面から見ると
傾斜した金城(かなぐしく)一帯は
点々と存在していた赤瓦の屋根が
大規模な建築物が建つことにより、より印象的に
青い空、緑の木々、赤瓦の屋根が芸術的に存在する景観となるでしょう
その光景を想像すると、ある意味楽しみでもあり
情緒ある街並みになる事を期待します。
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