株式会社オキナ開発
2024年12月05日
不動産ダイアリー
高騰しているのは建築費だけじゃない
世間では金利のある時代と騒がれています
プロ野球の球団や航空会社に鉄道会社までもが
銀行業に進出し顧客の抱え込みを目指しています
不動産業界の抱え込みは法律で禁じられており
情報はオープンにしなければいけません
バブル以前の住宅ローンの貸出金利
年9%近くまでいっていたと記憶しています
話は少し飛びますが
昨今の建築費の高騰
オリンピックが終われば落ち着くだろうと言われましたが
まだまだ建築費の高騰は続いており
アパート建て替えを断念した大家さんもいます
立地によっては
大幅な収支の増収が見込まれ
順調に建て替えに進むケースもあります
建て替えるということは
既存の古家を解体しなければいけませんんが
解体費の高騰もすさまじいものがあります
以前は坪辺りの解体費は3万円前後でしたが
今では10万~15万
業者に相見積もりをお願いすると坪当たり5万以上の差がある場合もあります
解体する際は建物にアスベスト使用の有無を調査する必要があり
使用が認められれば飛散防止等の処置を講じなければならず
部材の仕分け作業も多く人工が増え
解体費が高くなります
4階建てのRC造の解体で2千万を超したこともあります
相続の拗れや空家問題等の様々な要因で
高騰する解体費を捻出できず老朽化していく建物
この問題もこれから増えていくでしょうし
社会問題になる可能性は大きいと思います。
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