不動産業界と多様性
多様性を英訳すると
ダイバーシティーと訳すようで
初めて聞いた時
東京にある施設の名称だっかな・・・
その程度の認識しかなかったのですが
私達業界とも大いに関係することなのです
これは非常に難しい問題です
人種や嗜好、価値観の違いにより
偏見を持つことはいけないとは分かっています
基本的にそれだけで入居をお断りすることはあまりありません
例えば、中部辺りでは多いですが
軍人軍属への賃貸
週末は庭やベランダでバーベキューする事は
彼らにとっては文化であり日常の一コマですが
隣に住んでいる日本人にとっては
ビーチパーティーの時ぐらいしかバーベキューはしません
炭を使い
なんとも美味しそうな漂う臭い
友人同士や家族親戚が集う非日常な楽しいひと時です
どうでしょう
根本から認識の違いがあります
週末の度、隣でBBQ
それを快く思わない人もいます
また、柔軟剤の使用や
香辛料の使用もそうです
それらの臭いに耐えられず
近隣から管理会社にクレームが入ってきます
また、長きに渡り地代を滞納した借地人
何度も話し合いを重ねるも
らちが明かず訴訟へ
100%勝訴するのは分かっていますから
当初から地主と跡地の有効活用を話し合い
小中学校にも近いことから
アパート建築を提案し
入居想定者を30歳前後のファミリー世帯
大家さん曰く、
赤ちゃんが生まれて中高校生になるくらいまでのイメージで
男女が末永く幸せでありますようにとの想いを込めたモチーフを使用し
このようなコンセプトで計画した資産活用
多様性、男女平等やジェンダー、持続可能な開発目標と謳われ久しいですが
同性をパートナーとする入居希望者をお断りした事がありました
その方々の人権も尊重すべきことは理解しています
男女平等だからと言って
押し入った強盗に
一緒にいる女性に対峙せよとは言わないでしょう
概念が古いのかもしれませんが
女性子供を守ることは男の務めだと思っています
これはいつの時代でも不変だと思います
世間が全ての多様性を受け入れられるまで
難しい判断と理解
それにはまだまだ時間が必要です。
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