株式会社オキナ開発
2024年09月17日
不動産ダイアリー
相続税の納税資金は準備できていますか
相続税の納期はご存じでしょうか
相続が発生して10ヶ月後です
10ヶ月もあるから大丈夫だろう・・・
そもそも相続税が掛かるのか否か
専門家に試算してもらっている方は少ないと思います
10ヶ月って、長いようで
あっという間に期限は迫ってきます
その時になって慌てて
優良資産を手放すことのないよう
予め相続税の負担の有無や
納税資金について調べておくことが
円滑な資産の継承に繋がっていくものです
忙しい世の中だからこそ余裕を持って
相続税とは
相続した財産の額から負債や葬式の掛かった費用を差し引き
差し引いた財産が基礎控除を上回った時に発生するものです
それでは相続税の基礎控除はいくらなの?
ここでポイントは相続人が何人いるかにより控除額は変わります
例として相続人が一人の場合だと
3,000万∔(600万×1)=3,600万
相続人が二人だと
3,000万∔(600万×2)=4,200万
もうお気づきですね
相続人が一人増えるごとに600万の控除が増えます
相続財産が預貯金・不動産の正味財産が1億だとして
相続人が二人の場合
1億-4,200万=5,800万
5,800万に対し課税されます
預貯金は通帳記載の残額で
不動産の場合土地は
相続税路線価により求められた額
これは公示価格等の8割程度です
建物の評価額は固定資産税評価額
役所で固定資産評価証明を取得するか
毎年、4月に役所から送られてくる
固定資産税納付書に記載されている
建物の評価額で知る事ができます
それらの合計から負債等を差し引き
余剰があれば相続税が発生する事になります
長くなりましたので次回につづく。。
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