株式会社オキナ開発
2024年05月16日
不動産ダイアリー
アパート等の共同住宅における騒音問題
アパート等の共同住宅では
生活音が発生するのは当然のことです
人が音を出さずに生活することは不可能で
騒音トラブルは気を使っていても発生することはあるものです
だからと言って早朝や夜間に騒いだり楽器の演奏したり
他の入居者に対し配慮を欠く行動はいけません。
騒音の種類は様々であり
ドアの開け閉め、廊下を歩く音
音楽やテレビ、子供の声、掃除機や洗濯機の音
騒音と感じるのも人それぞれで
ある人にとっては騒音と感じなくても
別の人にとっては我慢できないほどの音と感じる事があります。
互いに気を使い思いやりを持っていてもトラブルは生じます
以前、このようことがありました
上の階の子供が部屋の中で走り回り眠れず困っている
自分たちも子育てをしてきたので、子供はそんなもんだと理解しているが・・・
この方は、勤務シフトがローテーションで夜勤もあり
夜勤明けは朝に帰宅し就寝するので
昼であっても騒がれたら困るとの事で、苦情の申し出は理解できます
また、音の発生源の方もシングルで子育てしており
生活のため仕事をしているので日中は不在で、子供の騒音にも気を使っており
大変申し訳ないと恐縮し注意しますということで
しばらくは落ち着きましたが、育ち盛りの子供ですので長続きしません
申し訳なさそうに、下の階の方から眠れないと再度のお願いが入りました
結果的に、上の階に住んでいるシングルの方が出て行くことになり
音の問題は解決しましたが
双方が気を使って、互いに対し申し訳ないと思う中での問題
引っ越された方の事が少し気がかりでしたが
近くの物件で1階の部屋を借りる事ができたと
少し安心した表情だったのが救いでした
共同住宅での音の問題は繊細で難しいところがあります
しかし、煩いからと壁を叩いたり、直接苦情を言う事は避け
管理会社へ申し出ください。
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