話しにくいことだからこそ、ご先祖様の前で
明後日から旧盆入りとなる沖縄
コロナが猛威を奮い
世代間の交流が絶たれて3年目
お正月や盆などの行事は
中止か縮小し
人が集まる機会を少なくしてきました
核家族となり話し合いの場も持てなくなってゆく
3年目の夏
コロナ禍以前のように
まだまだ人の交流は戻っていません
男女問わず、県外へ進学し
そのまま就職して結婚
あるいは、就職して定住
これも多くあります
弟が県外に住んでおり
沖縄の旧盆の時期が県外とは違うため
なかなかこの時期の帰省はできませんでした
今年は思う所があったのでしょう
旧盆より1週間早めの帰省で
七夕に息子を含め男3人でお墓の掃除に行ってきました
数年前、
母を含め私の兄弟4人と
母が認知症や寝たきりになった時の役割分担と
相続が発生した際の遺産分割について
母の意思に沿う形で、
兄弟姉妹で話し合い決めた事がありました
本来なら、
正式な遺言書という形にした方が良いのかもしれませんが
4人の心の中に遺書は刻まれているのです
相続人となる私達兄弟姉妹が互いに確認しあった事です
被相続人である母が健在な時に
相続について話すことに少しは躊躇しましたが
今では、
話し合って良かったと思っています
そのような話し合いの場を持とうと
母に提案したところ
長男である私からそのような話が出たことに安堵した様子でした
沖縄では、
昔の家督制度に近い考えを持っている人も多くいます
不動産という職業上、様々な相続を見てきました
争族になると兄弟姉妹だけでなく
それぞれの子である
いとこ同士の関係も親である兄弟の関係に比例し
疎遠になっていく事が多くあります
ご先祖様がいらっしゃるこの時期だからこそ
普段、話しにくいことを話し合い
うやふぁーうじに
証人になってもらってはいかがでしょうか
細かい所まで決める必要はありませんが
テーブルに乗せることだけでも良いと思います
親の気持ち、
祭祀の継承(仏壇ごと)
それぞれの考え方、
それぞれの家庭事情
話し合っていくことが
揉め事を減らすポイントだと思うのです。
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