株式会社オキナ開発
2026年04月13日
不動産ダイアリー
国が勧める二拠点生活に潜む影
地方の人口減少や空き家問題
この大きな問題を少しでも解決しようと
官民揃って進めようとしている
二拠点生活
人が流れる事で
新たなビジネスや雇用を生み出し
消費が喚起され持続可能な地域社会を目指す
国が推奨する施策ですが
日なたと日影があるように
これから二拠点生活を始める人と
受け入れる側の環境や周辺住民にとって
想定内、想定外の事も起きています。
喧騒な都会を逃れ
静かな地域に移住し十数年
地域に溶け込み
自治会の役員も引き受け
行事にも積極的に参加し
平穏な日常を過ごしていたところ
近くに住んでいる老夫婦が
数年のうちに次々と他界し
主を失ってしまった一軒家は
空家となってしまい
子はいるものの
それぞれ持ち家をもっており
実家を売却する選択しかなく
それに目をつけた二拠点生活を
新たなビジネスチャンスと目をつけた業者
民泊でもない
ホテルでもない
マンスリーでもない
シェアハウス
規制の隙を付くような形で二拠点生活の
地方の拠点として運営しようとしましたが
地域住民の猛反発により頓挫した例があります
人口減少や空家問題の解決の一助にはなると思いますが
そこは、低層住宅に係る良好な住居の環境を保護するための地域
民泊新法では制限はあるものの民泊運営は可能な地域です
しかし、予定されていた運営方法は
民泊新法、旅館業法、宅建業法の何れにも該当しません
ある日突然
キャリーバックを引きながら
国内外の観光客が隣家に寝泊まりし
生活習慣の違い、騒々しさ、ゴミの問題など
地域住民としては耐え難い環境の変化が考えられます
事前に地域住民へ丁寧な説明を行ったとしても
理解を得られるのは厳しいものと思われます
人それぞれ
そこに住んでいる理由があります
空家問題
これは難題です。
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