腑に落ちない事を見過ごしては不動産屋は失格
昨日の続きです
管理物件の月極駐車場
場内に生えているキビを
社員が疑いもせず刈り取った
持ち主にとって大切なキビ
祖先崇拝が根強い沖縄で
旧盆には欠かせないサトウキビ
社内での情報共有がなされず
必要無いキビと判断してしまった失敗談です
上の写真が刈り取ってしまった隣地のサトウキビ
公図を取得して確認すると
その一角には地番が振られ
隅切りのように境界線が引かれてます
謄本を調べると確かに隣地と同じ所有者
お叱りの電話は本当で正当性のある話です
担当は、ただただ、ひたすら謝罪のみです
できるだけ同じ条件のキビを探すほかありません
長さ2メートル以上、太さ5センチ以上で幹が曲がってないもの
条件に合うキビを求め
JAや製糖工場を訪ね事情を説明すると
仕入れ先の農家へ確認して探して連絡するとの
ありがたい話です
サトウキビの収穫は毎年1月~3月にかけてですが
旧盆は9月なのでピークが半年ずれています
今の時期、農家が育てているキビは
発育中なので条件に見合うものが少なく
社員は南へ北へと飛び回っているところ
製糖工場の担当者から連絡があり
条件に合いそうなキビ農家を探し紹介してくれました
また、親戚にキビ農家いるという社員の友人から
インスタを見たと連絡があり
うるま市と八重瀬町の畑へ確認
条件に近いサトウキビ
それぞれ数本に目印をつけ何とかキープ
1ヶ月近く探し回りましたが
それ以上に条件に合うものが無く
製糖工場から紹介された農家とうるま市の農家
目印を付けキープしていた数本ずついただき
隣地のキビ所有者へ代替品をお届したという状況です
問題が起きた時
隣地の方の
サトウキビに対するこだわり
ご先祖様を敬い、親戚にキビを分ける
むーとやーの使命感からだろうと思われる発言に
言葉の重みをひしひしと感じたであろう社員
その表情や行動から伝わってきました
私も社員も改めて勉強させて頂きました
市街地のど真ん中に自生するはずのないサトウキビ
そうであれば誰かが栽培しているはずだからと考えるべきで
まず管理物件の所有者へ確認すべきでした
売買の案件でなく管理物件だからという意識の低さと
違和感を抱きながら惰性に流された言い訳のできない
私の気の緩みと
観察力と洞察力の大切さを体で教わった社員の皆さん
そして、人の温かさを教えてくれた製糖工場・JAの担当者さん
無料でキビを提供してくれた農家の皆さん
インスタやラインを通じ情報を提供してくれた皆さん
ご迷惑をお掛けしたにも関わらず
厚い想いをもって対応してくれたキビの栽培をしている隣地の方
懐の深い方だなと
社員から最後の報告を聞いてそう確信しました。
しかし、見過ごしが何千万単位の取引でなくよかった ふぅ~(汗
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