かわいい来訪者　ソーミナー編

まだ幼いメジロのように見えます

巣立ちしたばかりでしょうか

写真を撮るため

携帯を取りに室内へ出入りしても

近づいても逃げません

ある日の夜

雨宿りに来たのか

暗くなり迷子になったのか

ベランダにかわいいお客様がお越しです

方言でメジロの事をソーミナーと言います

若い人たちは分からないかもしれません

私の幼少期なので５０年以上前のお話です

父が家でソーミナーを飼っていて

よく父と餌になる虫をとりに出かけていました

うる覚えですが

ソーミナーを捕獲する仕掛けをパッタンクーと言ったでしょうか

上下二段になった仕掛けの上段にミカンを置くとよく入ってくれました

餌は緑色の粉末に少しだけ水を入れ

柔らかすぎず、硬すぎないよう捏ねて与えてました

思うに、

父が亡くなり４３年

普段、父の事を思い出すことはありませんが

目の前で

警戒心のない幼いソーミナーを見て

なぜか遠い昔を思い出したのです

夏の暑い日

父と多幸山辺りに

何時間もかけ

鳥もちやパッタンクーで

ソーミナーを捕りに行ったことを・・・


旧盆も近くなり

あの世の父からの使いなのか

今年の盆は弟家族も帰省するので

ウンケーの前日は母の誕生日でもあるため

父も１日早めにウンケーし

久々に全員集合で誕生会でも企画しましょうかね

旧盆も近い事ですし

そのようなことを

考えさせられるソーミナーとの出会いでした。。